軍艦島

一か月ぶりの更新となってしまいました。

水木しげるさんがお亡くなりになり、かなしんでいましたが、なんとか元気で過ごしております。

さて、ファンブックでもちょこっと書きましたが『念願の』軍艦島(端島炭鉱)ツアーに行ってきました。

波が高いと上陸できない場合もあるようで心配していたのですが、穏やかな日で船もほとんど揺れず、無事上陸することができました。幸運でした。

昭和49年に閉山するまで五千人ほどの人々が暮らしていた島。この小さな人口島の中に、学校も幼稚園も映画館もパチンコ屋も、神社まであったのですね。

写真左端から赤レンガの総合事務所、左から二枚目、正面の白い建物が端島小中学校、左側の建物が9階建ての鉱員住宅(なんと、屋上が幼稚園でした)、3枚目が大正5年に建てられた旧鉱員住宅。よくここまで残っていたものです。

そして右端が軍艦島全景。

あっという間の一時間半。双眼鏡を持っていくべきでした。

炭鉱で働き島で暮らしていた皆川隆さんの写真集『あの頃の軍艦島』を買い求めて帰路へ。


修学旅行、家族旅行と来て、三度目の大浦天主堂。教会内は撮影禁止です。

『海色』のルーナが流れ着いた島のイメージは五島なのです。じつはまだ行ったことがないのですが。いつか、五島の教会めぐりをしてみたいものです。右は平和公園で散歩していたノラさん。人懐こい猫でした。原爆資料館を三十分で巡るあわただしさ。ツアーなので仕方ないのです。あちこちに心を残すことになりました。